- 2024.02.27
- お知らせ
猪股晋作代表の論文が掲載されました
以下の論文が受理、公開されました。
●これまでの報告では、アルコール依存症の患者において、健常者の人と比べて白血球テロメア長
が短いということが指摘されていましたが、その要因は明らかではありませんでした。
●本研究では、アルコール依存症の患者における「喫煙」と「糖尿病」の存在が、そのテロメア長短縮と相関していることが示唆されました。
●実際の臨床の現場における断酒治療では、禁煙治療まで併行して行うことはまだまだ少ない現状にあります。本論文では、断酒治療における「禁煙治療」と「糖尿病治療を含む内科加療」を併行して行うことを提起しました。
Shinsaku Inomata, Hiroaki Arima, Takahiro Fukuda, Hiroki Ozawa & Taro Yamamoto. Smoking and diabetes cause telomere shortening among alcohol use disorder patients. Scientific Reports. 14, 4701, 2024.